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『スウィートホーム』(''SWEET HOME'')は、1989年1月21日に東宝系にて公開された日本のホラー映画である。画面サイズはスタンダード。 == あらすじ == テレビ取材班5人がフレスコ画家・間宮一郎の遺作が残る屋敷にやってきた。壁画を修復した彼らは壁面から連作と思われるフレスコ画を発見する。 着々と取材を進める一行だが、次々と怪奇現象が起こり、やむなくプロデューサーの和夫とディレクターの秋子は取材を断念し、引き上げる準備を始める。 しかしその最中、カメラマンの田口とレポーターのアスカが怪奇現象によって命を落としてしまう。さらにそこへ山村と名乗る老人が現れ、供養塔を壊したのはお前たちかと和夫達を問い詰めてきた。この館ではかつて、間宮一郎の妻が誤って我が子を死なせてしまい、そのショックから精神に異常をきたして子供たちを次々に攫っては殺害するという事件を起こした末に自らの命を絶つという凄惨な事件が起きていた。その事件の犠牲者や間宮夫人らの霊を鎮めるために供養塔が作られていたのだが、屋敷に入る時に偶然田口が供養塔を壊しており、それによって間宮夫人の霊が悪霊となって蘇ってしまったのだという。やがて間宮夫人の魔の手は残された和夫達にも迫り、和夫の娘・エミが夫人の霊に攫われてしまった。和夫と秋子は山村老人の助力を得てエミの救出に向かう。 山村老人の命懸けの行動によりなんとか無事にエミを確保した秋子たちであったが、間宮夫人の魔の手は容赦なく襲い掛かり、屋敷からの脱出寸前に再びエミが捕らわれ、和夫は秋子に戻らなかったら逃げろと言い残して単身、屋敷に引き返していってしまう。独り残され途方にくれていた秋子は、エミを救い出すべく気力を振り絞って立ち上がる。独身であった秋子は、子を亡くした母親である間宮夫人の強力な力に対抗するべく、子を持つ母親の気持ちを理解するためにエミの母親の形見の服を身につけ、間宮夫人の子供の遺体が入った棺を手に、単身、間宮夫人が潜む屋敷の地下へと向かう。そして悲劇の発端となった地下焼却炉の中にエミが捕らわれているのを見つけ、山村老人の教えてくれた「心の力」を思い出し間宮夫人が見せ付ける燃え盛る炎の幻影を乗り越えて見事にエミを救い出した。 喜びもつかの間、二人の前についに間宮夫人の悪霊が姿を現し、醜悪な異形の姿に変貌して襲い掛かってきた。容赦ない攻撃に秋子が倒れ絶体絶命に追い込まれた時、秋子が持ってきた棺を見て何をなすべきかに気づいたエミは、棺の中に納められていた間宮夫人の亡き子供のミイラを取り出して、間宮夫人に差し出した。その途端に間宮夫人は大人しくなり、亡くした我が子をその手に取り戻した喜びと共に全ての苦しみから解き放たれ、昇天していくのだった。 全てが終わり、ようやく脱出を果たしながらも和夫を失った悲しみに暮れていた二人の前に、死んだと思われた和夫が姿を現した。山村老人が託してくれたお守りの力により悪霊から守られ、命からがら逃げてきたのであった。 再会を喜び一行が屋敷を後にした後、間宮邸は独りでに崩壊していく。長きに渡る怨念と呪縛から解き放たれたかのように・・・。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スウィートホーム (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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